アメリカのお葬式は服装が自由で香典がない?!日本との違いとは?

アメリカで生活していたり配偶者がアメリカ人の場合、身内や知人のお葬式に参列する機会が1度はあるのではないでしょうか。

アメリカのお葬式にはどんな服装で参列?用意するものは?葬儀の流れはどんな感じなの?と分からないことだらけですよね。

今回はアメリカ(キリスト教)と日本(仏教)のお葬式の違いを簡単に書いてみようと思います。

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喪服のないカジュアルなアメリカ

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私が初めてアメリカで葬儀に参列したのは、アメリカ在住時に夫の祖母が亡くなった時。

基本的にアメリカには日本のような”喪服”というのはありません。

夫は冠婚葬祭用の黒いスーツ、私は日本から持っていた喪服(黒いワンピース)を着用。

息子は白いシャツと黒いパンツはあったものの、黒いネクタイが無かったのでウォルマートで急きょ購入しました。

アメリカ人はお葬式でどのような服装で参列するのでしょうか。

アメリカの場合

服装

アメリカでお葬式用の服装としてよく言われているのが「仕事の面接に行くような格好

肩を露出しない膝下丈のダークカラーのスーツ、ワンピース、アンサンブル(パンツも可)に最低限のアクセサリーが好ましいと言われます。

地域や教会にもよるとは思いますが、やはり基本的にはブラックカラーの服。

でも実際は女性参列者の場合、色味やデザインが派手(鮮やかな色)でなければOKな感じで、例えばモノトーンの小さなドット柄やレース柄を着用しても大丈夫なようです。

日本では考えられませんが、これがアメリカ式!?(笑)

パンプスは控えめな色なら光沢感のあるエナメルにピープトゥやポインテッドトゥ、ピンヒールでもOKみたいですね。

が、墓地は芝生と土なため、細いヒールはズボッと埋まって歩くのが大変・・・

男性参列者の場合、白や黒のドレスシャツとブラック、グレー、ネイビーのダークスーツ、またはスラックス+ブレザーに無地のネクタイ着用が多いようです。

と言っても、チノパンの男性もいますし・・・

夫の祖母の葬儀の際、南部の田舎とはいえ、20代の夫の姪っ子がジーンズで現れたのにはびっくりでした。

結論、結局は派手すぎなければ何でもあり!

アクセサリー

シンプルなシルバーやゴールドのネックレスや指輪、またマニキュアも許容範囲のようです。

映画やテレビでお葬式のシーンで人々がサングラスをかけているのを見たことありませんか?

アメリカでは外でのお葬式や埋葬式のサングラスも問題ないようですよ。

日本の場合

喪服着用が基本で、ストッキングやバッグも光沢や飾りが無い黒色がマナーと言われます。

アクセサリーはシンプルな結婚指輪以外、宝石の付いたものやゴールドやシルバーカラーもNG

ただし、涙を連想させることから”白い真珠”は良いとされ、一連のネックレスやイヤリングが使用されます。

パンプスもシンプルでヒールが細すぎず高すぎないものを着用している人が多いですね。

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葬儀の流れとは

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1)お別れ

アメリカでの訃報は日本のように死亡通知が届くのではなく、葬儀の日程は新聞の死亡広告欄(Obituary Page)で確認します。

お葬式の前に、葬儀場(Funeral home)の1室で故人と最後のお別れをするお通夜のような”Viewing(ビューイング)”というものがあります。

と言ってもフォーマルな感じではなく、好きな時間に訪れて家族や友人と故人について語ったり、棺の中に眠る故人の顔を見ながら最後のお別れをするんですね。

棺の故人はきれいにお化粧がされ、カラフルなバラ、ゆり、カーネーションなどのお花に囲まれています。

このビューイングは、エンバーミング(遺体処理)の薬品のニオイでしょうか、私には室内のニオイが強烈だった印象が。

2)お葬式

ビューイングの翌日あたりに行われるお葬式は、教会で行われることが多いです。

神父さんの話を聞いたり、聖歌を歌ったりして儀式が行われます。

日本のようなどんよりした雰囲気というよりは、”天国へ召されておめでとう”という雰囲気!

そして日本では200~300万円と言われる葬儀費用が、アメリカでは100万円以下で済むんですよ。

3)埋葬式

アメリカでも火葬が増えているようですが、まだ土葬が多いように思います。

教会での葬儀が終わると、教会から警察のパトカーに先導され棺と共に遺族や参列者が車を連ねて墓地へ向かいます。

神父さんにお祈りのお言葉をもらった後に、予め掘ってある穴に棺が納められます。

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葬儀に参列の際に必要なものは?

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”香典”とは、死者の霊前に供える金品で仏式葬儀の際に持参して遺族に渡すものです。

アメリカでは現金を渡す習慣はなく、お悔やみカードを添えたお花を予め手配して贈るのが習慣です。

香典がないので、もちろん”香典返し”もアメリカにはありません。

では、贈るお花はどこで手配すれば良いのか?

もちろん近所のお花屋さんでもOKですが、今では24時間ネットショップで注文出来るので、海外にいて参列できない場合や急な訃報でも助かりますね。

ビューイングの行われる葬儀場やお葬式の行われる教会宛てにお花を送ります。

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Flowershopping.com

Teleflora

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などのフラワーショップの”Funeral flowers”や”Sympathy”というカテゴリーで、上記のようなお葬式用の生花が購入可能ですよ。

まとめ

日本とはかなり違うアメリカのお葬式でしたが、いかがでしたか?

  • 死亡通知状は届かず、新聞の死亡広告欄で訃報を確認する
  • 葬儀の前日に棺の前でお別れをする通夜のようなビューイングが葬儀場である
  • 日本のような香典はなく、葬儀場や教会にカードとお花を贈るのがマナー
  • 葬儀の服装は地味目が原則だが、比較的寛容で自由な場合が多い
  • 葬儀費用は日本の半額~1/3程度
  • 参列者は葬儀の後の墓地での埋葬式まで参加する

知り合いを亡くす悲しみは世界共通ですが、アメリカのお葬式は日本に比べると堅苦しくなく明るい印象を受けます。

日本では家族が亡くなると喪に伏してしばらくはお祝い事を控えますが、アメリカではお葬式が終われば普通の生活に戻るんですよ。

キリスト教では「故人が神様の元へ行くことは喜ばしいこと」だからこそ、葬儀で聖歌を歌いお祝いをするのでしょうね。

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