犬への愛情は同じでも育て方が違うアメリカとドイツの飼い方

犬の飼い主が最初に苦戦するのがトイレなどの「しつけ」ではないでしょうか?

根気と忍耐が必要な犬のトレーニングは人間の子育てと似ているから、私たちの育て方次第で犬の性格が変わってきます。

日本で犬を飼っていた経験のある私ですが、アメリカ人とドイツ人の「犬のしつけ」を海外で見て違いを感じたことがありました。

今回は「所変わればこんなに違う欧米の飼い方事情」について書いてみようと思います。

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法に守られ生き生きと暮らすドイツの犬

私がドイツ生活でびっくりしたのが、駅やレストランなどどこでも犬を見かけること。

犬を飼っている人がとても多いにもかかわらず、どの犬もしつけがよく行き届いていることに感心しました。

電車の中やレストラン内で今まで吠えた犬を見たことがない!!

もちろんワンちゃんたちは口輪を付けていませんよ。

それは犬を飼っている人が多いドイツの「動物保護法」の条例にありました。

犬を飼う場所の広さや環境がきちんと定められています

犬が犬らしく健全に生活できるようにきちんと考慮されているんですね~

例えばこの2つ

飼養者との交流が充分に保証されなければならない

ケージや鎖に繋がれず、大型犬でも家の中で放し家族と一緒に生活します。

バスや電車に同乗できるしデパートやレストランも同伴OKの所が多いです。

お留守番は犬へのストレスになるので、数時間のみと条例で定められています。

犬は群れで生活する動物だから単独になることを好まないんですよね。

犬の欲求を満たすために、毎日数回相当時間は散歩しなければならない

冬は雨や雪が多く寒いドイツですが、飼い主は毎日犬の散歩に行きます。

犬は他の犬たちとふれあい、外の世界を学ぶ”社会化”が必要だそうですよ。

この2つの条例、犬の性質を考慮していると思いませんか?

私の住む田舎町では「ノーリード」で散歩する犬が多いです。

でも私は暴走犬を見たことがないんです。

犬が自分のリードを口にくわえて飼い主と散歩してる姿はとても愛らしいんです♪

なぜ、ドイツで見かけるたくさんの犬たちは

吠えない?喧嘩しない?暴走しないのか?

それは行き届いた「しつけ」のおかげのようです

自分でしつけをする人もいますが「ドッグスクール」のような訓練施設に参加してトレーニングをする人が圧倒的に多いと聞きます。

ドイツ人の徹底した”しつけ”が、どこにいても恥ずかしくないお利口な犬に育てるのだそう。

さすが「子供と犬のしつけはドイツ人に!」と言われるだけある(笑)

大きな声じゃ言えないけど、私的に犬を飼うアメリカ人にぜひ見習ってほしいわ・・・

が、そんなドイツ人飼い主たちに「おいおい」と思うことも。

それは

散歩の時に飼い犬のウンチを拾わず放置して去る人多いこと!!

こればかりは飼い主の”しつけ”が必要かも。

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運動不足がちょっと不憫なアメリカの犬

アメリカも愛犬家が多く、アメリカ人家庭の50%が犬を飼っているという調査報告があります。

土地の広い田舎町ではフェンスのある家の裏庭で大きな犬を放し飼いにしている人も。

私が住んでいたエリアのご近所さんのほぼ全員が、小型犬(ヨークシャテリア)から大型犬(シベリアンハスキー)まで様々な犬を飼っていました。

そんなアメリカ田舎生活で私が気になったことがこの2点

①犬に充分な散歩をする人が少ない

フェンスのある広い庭に犬を放していても、犬には不十分な運動量です。

日本では庭が狭いこともあり、1日1~2回は犬の散歩に行きますよね?

近くに公園があるアメリカ人は犬の散歩に行くと思いますが、毎日20~30分かけて散歩に連れ出す人は少ないと思うんですよね。

多分「犬と歩ける歩道がないから」「忙しくて時間がないから」というのが理由かな。

散歩に行かないならワンちゃんのトイレはどうするのか?

アメリカではオシッコやウンチは家の庭でするようにしつけられているんですよ。

②しつけが行き届いてない犬が多い

アメリカの訴訟で多いケースのひとつが”飼い犬の隣人トラブル”です。

番犬としてピットブルを飼っている家庭も多く「噛まれてケガをした」と訴訟になる恐ろしいケースが結構あるんです!

元々凶暴な犬ではありますが、子犬の頃から飼い主によってしつけがきちんとされてないケースが多い気がするんです。

ペットショップに「しつけ教室」や「ドッグスクール」があるけれど、アメリカ人はあまり利用していないようで・・・

自宅で「トイレは庭である」ことは最初に教えるけれど基本は

平日は仕事に忙しいから週末に犬を散歩に連れ出すのがアメリカ流

外を歩く時間が少ない上に、お留守番が多い環境のワンちゃんはストレスが貯まるので、イタズラしたり手を焼くようになるのは人間と同じです。

なのに「言うことを聞かないから」と、愛犬を手放す飼い主も多いのです。

ウチのご近所さんもそんな1人だったので、君は自分の子供も「手を焼く子だから」と育児放棄するんかい?と言ってやりたかったなぁ。

これがアメリカのペットシェルターに犬が多い理由のひとつなのかもしれませんね。

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飼い犬に必要な3つのこととは?

犬を飼っている人なら知らない人はいないであろうアメリカのカリスマトレーナー、シーザー・ミランをご存知ですか?

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彼のテレビ番組「Dog Whisperer」は私が犬好きな息子とよく見ていた番組です。

シーザー・ミランが問題犬のいる家庭に行き、犬には「正しい振る舞い」を、飼い主には「正しいしつけ方法」を教えるというもの。

アグレッシブすぎる、リードをグイグイ引っ張って勝手に先を歩いてしまう、人が来ると吠える・・・などなど、飼い犬のあるあるですよね!?

手を焼くワンちゃんのしつけに悩んでいる人は多いです。

でも、このシーザー・ミランの言う通りに訓練すると「今までは何だったの!?」と思うくらいにお利口さんの犬になるんですからびっくりです。

彼いわく、犬の必要なものを与えてあげることで多くの問題が解決できるそう。

では、犬に1番必要なことは何だと思いますか?

  1. 運動・・・ 犬は運動不足だとストレスが溜まり、噛んだり吠えたり悪さをしたりする
  2. ルール・・・家の中のリーダーが誰なのかをはっきりさせてしつけを徹底する
  3. 愛情・・・ 1番と思いがちな愛情は、3番目で良いそうです

シーザー・ミランいわく、これが犬に必要なことベスト3だそうです。

最後に

私が思うアメリカ人とドイツ人の犬の飼い方の違いでしたがいかがでしたか?

やはりアメリカのように犬を外に連れ出さず、庭で遊ばせる程度では犬はストレスが溜まってしまいそうですね。

他の犬との交流もほとんどない上に運動不足だし、吠えたり悪さをしたり言うことを聞かなくなるのは仕方のないことかもしれません。

それに対し、ドイツでは犬を考慮した法律と飼い主による徹底したしつけが、ストレスのないお利口な犬を育てていることに驚かされました。

犬への愛情は同じでも、飼い方の違いで犬の性質が変わるのは子育てと同じなんですね。

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