長期保存で節約にも!手作りジャムをペクチンなしで簡単に作れるドイツ

手作りジャムは、作るのに手間や時間がかかるし”ペクチン”を手に入れたりと面倒と思っていませんか?

ペクチンを使用せずレモン汁を代用しても作れますが、トロトロになるまで煮詰めないといけないので時間がかかります。

ヨーロッパではジャム作りは定番だからか、ドイツには「ペクチン入り砂糖」がありジャム作りがあっという間なんです!

でも、なぜジャム作りにはペクチンが必要なのでしょうか?

今回は、ドイツの超簡単なジャム作り事情とペクチンについてお話しようと思います。

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ヨーロッパでは保存食のジャム

果物が豊富なヨーロッパでは、果物に砂糖を加えて煮込むと日持ちをすることから色々なジャムが生まれ、日本の漬物のように長い歴史を持ち愛用され続けています。

長期保存の効くジャムは、昔からヨーロッパでは家庭の保存食だったんですね。

こちらにはイチゴ以外にもたくさんの種類のベリー系果物があるので、時期になると皆さん揃ってジャム作りに忙しい!

実は、わが家の庭には大家さんによって植えられた西洋スグリ、赤スグリ、黒スグリ(カシス)の木があるのでたくさんのベリーが採れるんです。

こちらが「赤スグリ(レッドカラント)」赤い実は可愛いけれど、味は酸っぱい!

ジャムを作ってみたけれど小さな実の中にはかなり種があり、おいしく作れず失敗に終わりました。

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こちらは「黒スグリ(ブラックカラント)」日本では”カシス”として知られていますね。

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最後に「西洋スグリ(グースベリー)」ですが、私はヨーロッパで初めて知りました。

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「砂糖」と「ペクチン」はジャム作りの必需品

砂糖の役割

ジャムが保存性に優れているのはなぜがご存知ですか?

ジャムに加える砂糖には水分を閉じ込める性質があるんです。

食材の中にいる”腐敗菌”は、砂糖の濃度が60~65%あると体の水分が奪われてしまい生きていけなくなります。

だから、砂糖たっぷりのジャムは日持ちするんですね。

しかも、ジャムに砂糖を加えるのは「甘さ」のためだけじゃないんですよ!

砂糖が果物の酸と一緒にペクチンを編み目のようにつなぎ、その編み目の中に水を抱え込んでしまうことで”ゼリー化”を促進するからです。

トロトロのジャムを作るには、60~65%の砂糖が必要と言われています。

ペクチンの役割

ペクチンは、果物や野菜などに含まれている炭水化物のこと。

糖類の誘導体が長くつながった多糖類で、果物の中では細胞膜の強さを保ったり、細胞同士をつなぎ合わせる接着剤のような働きをしています。

ペクチンと言えば、「りんご」や「レモン」などの柑橘類が思い浮かびますよね。

りんごやレモンの他に、もも、イチジク、クランベリーなどもペクチンが多いんですよ。

でもイチゴ、キウイ、柿、あんずなどはペクチンが少ないのでジャムを作る時は注意が必要!

手作りジャムをサラサラではなくトロトロに仕上げるためには、”ペクチン”と”砂糖”の量がとても大切なんです。

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10分で簡単にジャムが作れる!?

手作りジャムの材料は少ないけれど、トロトロのジャムに仕上げるには「ペクチン」「砂糖」「酸」のバランスが大切なのでちょっと難しそう・・・

でも、この「ペクチン入りジャム用砂糖」なら失敗知らずの強い味方~♪

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どんなに簡単か作り方を紹介しますね。

1) 材料を鍋に入れる

1kgのイチゴを切り鍋に入れ、砂糖(500g)も加える(砂糖:果物=1:2の割合)

2) 3時間放置して水分を出す

イチゴより糖分濃度の高い溶液で加熱すると、外の濃度を下げようとしてイチゴの細胞内からペクチンを含む水分が出てきます。

3)火にかけて沸騰させる

沸騰させるとイチゴのペクチンがよく溶けてゲル化しやすくなり、浸透作用により脱水されたイチゴは煮くずれしにくくなる!

4)アクを取りながら5分くらい煮る

ペクチンを加熱しすぎるとゼリー化しなくなるので短時間でOK

5)レモン汁を入れて終了

レモン汁(酸)を加えることでペクチンのゲル化を促し、酸が酵素の働きを抑えて色が鮮やかになります。

たったこれだけ、コトコト煮詰める必要もなしで簡単でしょう?

最初に砂糖を鍋に入れて数時間放置しなければなりませんが、火にかけたらあっという間!

こうやってドイツ人は、毎年たくさんのジャムを簡単に手作りしているんですよ。

まとめ

ドイツの簡単すぎるジャム作り事情でしたがいかがでしたか?

  • ヨーロッパではジャムは保存食として長年家庭で作られているもの
  • ジャムをうまく作るコツは砂糖・酸・ペクチンのバランスである
  • ペクチン入り砂糖なら10分でジャムが作れ簡単、失敗知らず

「ペクチン入り砂糖」を使用せずにジャムを作っていた時は、やっぱり数回に1度はとろみが少ないサラサラのジャム、というかフルーツソース?になっていた私(笑)

こんなに便利な砂糖なのに、なぜもっと売られていないのだろう!?

ジャムは密閉しておけば1年くらい保存可能なので作りおきすれば節約にも!

この砂糖が手に入る方は、ぜひ簡単なジャム作りに挑戦してみて下さいね♪

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