アメリカでは30代独身男がお金のために親と同居するのが当たり前?! 

「アメリカでは高校を卒業したら親元を離れて自立するのは当たり前」とか「結婚するまで親と同居してる日本人は変と海外から思われている」とか聞いたことはないですか?

”パラサイト・シングル”が深刻と言われる日本ですが、今ではアメリカでも成人の子供が無職で親のすねをかじっているケースも多いようですよ。

今回は、”アメリカの若者と親との同居事情”について書いてみようと思います。

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親と同居する理由

ピューリサーチセンターの調査(2014年)によると、18~34歳成人のうち女性の36.4%男性の42.8%が親か親戚と同居していることがわかったそうです。

2000年以降に成人になる18~34歳の若者は”ミレニアル世代(Millennial generation)”と呼ばれています。

私もアメリカ人は自立している人が多いと思っていたけれど、もしや日本と変わらない!?

親と一緒に住む理由はいろいろあるとは思いますが、大きく分けると

  • 大学生だから
  • 未婚だから
  • 無職だから

という理由があります。

学生ローンの返済

昔に比べて今のアメリカは、大学生(18~34歳)の数は、男性よりも女性の方が多いのをご存知ですか?

ちなみに日本は大学生というと20代前半がほとんどですが、アメリカでは30歳で大学に行く人も珍しくないんです。

1970年代まで男性の大学生の方が多かったのが、1980年代から女性の大学生がどんどん増加

1960年代はたった5%だった女子大生が、今では5倍の27%に!素晴らしいですね♪

カード社会アメリカ、貯金をしないアメリカ人は、大学に「学生ローン」で行く人が多いから学費の返済がとにかく大変・・・

「アメリカ社会のクレジットカード事情、なぜ使い方次第で借金地獄?」

「借金はあるけど貯金が無いのが当たり前のアメリカ人と結婚できるのか?」も参考に♪

州立・私立大学などで個人差はありますが、平均的な学費の負債は26,000ドル(300万円前後)と言われ、70%の学生が学費のローンを抱えたまま卒業するんですよ!!

学生でローンを抱えて大変だから親と同居というのはわからなくもない・・・

女性の大学生が男性の大学生より多いのに、親と同居しているのは男性の方が多いというのは興味深いですね~。

進む晩婚化

1960年代の若者(18~34歳)は、女性の62%、男性の48%が結婚していたのに対し、2013年は女性は30%、男性は24%しか結婚していません。

今のアメリカの平均初婚年齢は女性27歳、男性29.3歳なんですって。

ちなみに、日本の平均初婚年齢(2014年)は、女性が29.4歳、男性が31.1歳だそうですよ。

晩婚化は日本だけじゃなく海外でも進んでいるんでしょうか?

でも確かに晩婚は、親と同居する若者が増える原因のひとつになりそうですよね。

失業やニートの影響

日本もアメリカもここ数年失業率が下がって来てはいますが、日本の若者(25~29歳)の失業率は5.2%に対し、アメリカの若者(18~34歳)の失業率は7.7%だそうです。

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大学を出ても仕事に就けない、または就かない若者もたくさんいるし、せっかくやりたかった仕事に就いたのにクビになってしまった人もいる。

また、仕事に就いても長続きせずプラプラしていて定職がない人もいる。

結局、30歳になっても親のすねをかじって生活してるアメリカ人もたくさ~んいるんです。

だったら、定職があって節約のために結婚するまで親と同居している日本人の方が全然いいじゃないか!と思うのは私だけ?(笑)

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不況や不景気の影響

せっかく憧れの仕事に就いたのに不況で解雇されてしまった・・・悲しすぎです。

不況や不景気の影響を懸念して「万が一」に備えるのが賢い選択なのかもしれません。

「公務員なら安定」と言われていた昔と違い「人員削減」もある時代ですもんね。

同じくピューリサーチセンターの調査(2014年)で、面白い調査結果があります!

アメリカではこの130年で初めて親と同居する若者(18~34歳)の数が恋人・配偶者と同居またはひとり暮らしの人数より多くなったこと!

「実家暮らし32.1%」に対し「同棲・結婚31.6%」「その他22%」「ひとり暮らし14%」

これは、やはり景気の影響が深く関係してそうな予感・・・

そこでもうひとつ興味深いデータを発見しました!

「ここ数年の経済状況(不況)に対して若者(18~34歳)は何をしたか?」というもの

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  • 生活費を払うために仕事に就いた・・・49%
  • 学校(高校・大学)に戻った・・・35%
  • 無償の仕事(ボランティアなど)を請け負った・・・24%
  • 実家に戻った・・・24%
  • 子供を作るのを先延ばしにした・・・22%
  • 結婚するのを先延ばしにした・・・20%

なるほど~確かに仕事を持っている人でも「万が一仕事を失っても苦労しないように」とか「キャリアアップのために」と、働きながらオンライン大学で学位を取る人がとてもたくさんいます。

なぜ無給なのにボランティアの仕事をするかというと、ボランティアは履歴書に書けるので、就職に有利になるからなんです。

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まとめ

アメリカの若者が親と同居する現状についてでしたが、いかがでしたか?

  • ミレニアル世代の実家暮らしの理由は「学生」「未婚」「無職」
  • 男性の40%以上、女性は35%以上が親と同居
  • 「実家暮らし」の人は「ひとり暮らし」「配偶者と同居」の人より多い
  • 不況の影響で学校に戻ったり、実家に戻ったり、結婚を延期する人も

学歴社会のアメリカで、親と同居している若者は”大学卒”より”高校卒”の方が割合が多いそうです。

働きたいのに働けない人が多いのは仕方ないですが、国からの援助をあてにして働けるのに働かない人の多さもアメリカでは目立っています。

これは、もうアメリカ人に「日本人は親と同居?ぷっ」なんて言わせられませんね(笑)

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