貯金のないアメリカ人の味方、消費者金融ペイデイローンとは?

カード社会アメリカでは、学費、生活費、医療費などほとんど全てがクレジットカード払いのため、借金があるのが当たり前なのをご存知ですか?

さらに、投資が多いアメリカ人は日本人のように銀行口座に貯蓄がある人は多くありません。

急な出費や緊急時の時は家族や友人にお金を借りる人も多いでしょう。

では頼みの綱が無い時は?身近な消費者金融「ペイデイローン」を利用するんです。

今回は危険だけれど庶民の味方、ペイデイローンについて書いてみようと思います。

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ペイデイローンとは?

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ペイデイローンは、自分の給料を担保にしてお金を借りることができる”短期”の消費者金融のようなサービス。

上の写真を見るとズラッとローン業者が並んでいるのがわかりますが、このように普通にどこでも店舗があり気軽に立ち寄れる雰囲気なんです。

ペイデイローンのポイントは3つ!

貸し付けは少額であること

ペイデイローンで借りれる金額は500ドル未満(約5万円前後)のことが多いです。

返済期限は次の給料日であること

アメリカでは給料日が2週間ごとなので、次の給料日までに返済することが条件となります。

“Payday”とは給料日のこと、だからペイデイローンと言うんですね。

銀行口座へのアクセス権か小切手を渡すこと

お金を貸す業者側としては、貸付金が回収できずに損失になる「貸し倒れ」を防ぎたいもの

自分の給料が担保なので、お金を借りる時は業者に”銀行口座のアクセス権”か返済予定の金額を書いた”小切手”を渡すことになります。

返済日になると業者が借り手から預かった小切手を銀行で換金して回収する仕組みなんです。

このシステムにより、ペイデイローンの貸し倒れはたったの3%だそう、恐るべき!

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アメリカ人のペイデイローン事情

アメリカのテレビでは「早い」「簡単」が売りのペイデイローンのCMが毎日流れています。

アメリカではどんな人がどんな時にペイデイローンを利用しているのでしょうか。

pewtrusts.orgが2012年に発表した調査を参考に見ていきたいと思います。

ちなみにウチの夫も、アメリカでペイデイローンにお世話になり借金まみれだったひとり

利用しているのはどんな人?

過去5年間でアメリカ人のおよそ5.5%が店舗かオンラインでペイデイローンを利用経験あり

年間の利用状況は375ドルの貸し付けを平均8回利用し、利子だけで520ドル支払っている!

高金利でも利用しないと生活が出来ないのが実態のようですね。

では、利用している割合が多い人の特徴はと言うと

・年齢25~44歳(52%)
・白人(55%)
・女性(52%)
・賃貸物件に住む(58%)
・大学を卒業していない(85%)
・年収が40,000ドル(約400万円)以下(72%)

男性より女性の方が多いのが意外ですが、利用者は”同棲中カップル“や”別居/離婚した人“が多いというから興味深いですよね。

利用している理由は何なのか?

緊急時や冠婚葬祭などの急な出費が1番多いかと思いきや、以前のわが家のように「普段の生活費の足し」に利用する人が1番多いようです。

・家賃・食費・光熱費などの生活費(69%)
・緊急・予定外の出費(16%)
・記念日・誕生日・クリスマスなどの特別な日の出費(8%)

もしペイデイローンが利用できなかったら?

・経費を削る(81%)
・何かの支払いを遅らせる(62%)
・友達か家族にお金を借りる(57%)
・所有物を売る/質に入れる(57%)

やはり家族や友人にお金は借りたくないもの、それなら高い金利でもペイデイローンを利用した方が良いと思ってしまうんでしょうね。

わが家も、お金が足りなくて何度も家賃や光熱費などの支払いを遅らせたことがあります。

そうすると延滞料が付くのでまた借金発生になるのですが、お金を借りる家族や友人がいない場合などはやむを得ない選択なんです。

このようにペイデイローンは生活費の足りない分だけを次の給料日まで借りれるため、高金利でも利用者にとっては便利なのも事実。

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ペイデイローンの問題点とは?

やはり1番の問題点は高い金利にあるのではないでしょうか。

金利の仕組みは、100ドル借りるごとに10~30ドルの利子を付けて返す形となっています。

たいてい100ドルに利子が15ドル付いて2週間借りられるというのが多いです。

年利にするとなんと400%!!クレジットカードの年利でさえ12~30%だからどれだけ金利がバカ高いかが分かりますね~

借り手は2週間では返済できないことが多く、新たなローンを組むことになり借金のサイクルから抜けられなくなります。

実はアメリカでペイデイローンがあるのは36州、14州はこのような高利貸しビジネスを違法として禁じています。

短い返済期間で高金利なペイデイローンは批判が多いため、アメリカの消費者金融保護局が規制案を提案。

・業者が借り手の収入や借入履歴などを確認して返済能力を考慮すること
・一定期間内に借り手が利用できるローンの数に上限を設けること

などを求めているようです。

2016年7月からグーグルが、返済期間が60日以内で年利が36%以上の貸し付けサービス、つまり”ペイデイローン”の広告を禁止したのが記憶に新しいところです。

まとめ

アメリカの庶民の味方ペイデイローンについて、いかがでしたか?

  • ペイデイローンは返済期間が2週間で年利400%の高利貸しサービス
  • 数万円を給料日まで借りられる手軽さからアメリカ人の5.5%が利用
  • 約7割の人が緊急時の出費ではなく毎日の生活費のためにペイデイローンを利用
  • 高金利なために問題が多く、ペイデイローンが違法な州もある

日本と比べるとびっくりするほどの金利ですが、それでも利用者は多いと思います。

クレジットカード社会のアメリカでは借金がある人が多く、銀行口座に蓄えがある人が少ないのでペイデイローンに頼ってしまい、さらに借金を増やしてしまう私の夫のような人がたくさんいるんですよ!

規制案が通り法が改正されて、金利が下がればいいのになぁと思うのですが・・・

できれば一生お世話になりたくないものですが、もしアメリカでペイデイローンを利用する時は気をつけて下さいね。

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