アメリカの学校にプールはない!日本の体育に水泳の授業は必要?!

日本の夏の体育の授業といえば「水泳」ですよね。好きな子もいれば、水が苦手で嫌いな子もいるのがお決まりです。

水泳の授業に対しては賛否両論のようですが、学校の授業だけで子供たちは本当に泳げるようになるのでしょうか。

私たち日本人は当たり前と思っている学校のプールですが、アメリカの公立学校には体育に水泳の時間はありません。

今回は、日本の水泳授業の必要性やアメリカのプール事情について書いてみようと思います。

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アメリカの公立学校にはプールがない

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日本のほとんどの公立学校には敷地内にプールがあり、小学校から高校まで体育の授業で「水泳」があるのではないでしょうか。

私が子供の頃ももちろん小学校から高校までしっかり水泳の授業がありました。

アメリカでプールといえば・・・

・室内/屋外の市営プール
・YMCA
・自宅のプール
・ウォーターパーク

その他、共同住宅のアパートにもプールがあるし、高級ではないモーテルなどにもプールがあったりと、意外とプール自体はたくさんあります。

泳げるかどうかは別として、子供も大人もプールは大好きといった印象ですよ!

習い事として放課後にスイミングを習っている子供もいますが、日本と違うのはどんなに暑い州でも学校にプールがないということ!

だから日本のように学校で”泳ぎ方を教わる”ということがないんですね。

その代わりに2ヶ月以上ある夏休み中の”サマーキャンプ”や”ボーイスカウト”で、水泳を習う機会があったりします。

といっても、小学校の「けのび」から始まり高校まで水泳を習った日本人と比べたら、アメリカ人は泳げる人が少ないと思うんですよねー。

もちろん私の夫も、泳ぐどころか水に浮きませんから(笑)

巷にはプールが溢れているアメリカ、なぜ学校にはプールがないのか?

必要性の問題

先ほど書いたように習い事として室内でのスイミング教室もある上に、夏の間に水泳を習う機会はたくさんあるので、学校で教える必要がない。

資金の問題

公立学校とはいえ、アメリカでは学校運営の予算や設備、カリキュラムが学区によって異なります。

プールを作るとなると維持や管理にお金がかかるというのが大きいと思います。

安全面の問題

万が一何か問題があった場合や事故があった場合に、学校側が恐れるのが「親から訴えられること」ですよね、訴訟大国アメリカですから(笑)

といった理由が考えられます。

海外から見ると、逆に学校にプールがある日本の方が実は珍しいのかも!?

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なぜ日本の学校では水泳の授業があるのか?

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1955年に修学旅行生を乗せた「紫雲丸」が大型貨物船と衝突し、100人以上の生徒が亡くなる事故がありました。

この事故がきっかけとなり、学校で泳ぎ方を習う”水泳”の授業が必修となったんですね。

私自身、このような事故がきっかけだったことは知りませんでした。

実は韓国も、アメリカのように学校にはプールがなく水泳の授業はなかったんです。

ところが、2014年に修学旅行生を乗せた旅客船「セウォル号」の沈没事故が起きた事をきっかけに、韓国の小学校3~6年生は日本のように”授業”として水泳を習うことになったそうです。

万が一の水の事故に備えて、子供でも自分の身を守る技法を身につけることは大切ですよね。

韓国では市のプール施設などを利用し、またプールの設置数を増やしながら学校が交代で子供に水泳指導をしていくようです。

事故がきっかけで60年前に日本で始まった学校での水泳指導は、今後も必要なものなのでしょうか?

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水泳の授業に問題はないのか?

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30年前の私が子供の頃に比べれば、学校での水泳指導の仕方や状況、考え方が変わってきていると思います。

日本で取り沙汰されている”学校の水泳授業”の問題点を挙げてみました。

体育の授業だけで子供が泳げるようになるのか?

学校で水泳授業の時間は、夏6~9月の間に10時間ほどだってご存知でしたか?!

夏休みや梅雨の間の雨の日を除いたら、実際にプールに入っての授業は週に1回程度とのこと

今の時代はそんなに少ないんかいっ!と言わずにはいられません。

ただ「本当に泳げるようになるのか?」という疑問が湧いてきます。

中学校の「学習指導要領」を見ると中学3年生の”技能”についてこう書かれています。

第1学年及び第2学年の「泳法を身に付ける」ことをねらいとした学習を受けて、第3学年では「効率的に泳ぐことができるようにする」ことを学習のねらいとしている。

(1) 次の運動について、記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい、効率的に泳ぐことができるようにする。

  • クロールでは手と足、呼吸のバランスを保ち、安定したペースで長く泳いだり速く泳いだりする。
  • 平泳ぎでは手と足、呼吸のバランスを保ち、安定したペースで長く泳いだり速く泳いだりする。
  • 背泳ぎでは手と足、呼吸のバランスを保ち、安定したペースで泳ぐ。
  • バタフライでは手と足、呼吸のバランスを保ち、安定したペースで泳ぐ。
  •  複数の泳法で泳ぐ、又はリレーをする。

私の時代は学校でバタフライを習った記憶はないけど、今はクロールと平泳ぎだけでなく、中学生でバタフライまで!?

しかも”リレーをする”ってことは、25mを泳げないといけないってこと?!

体育の先生の腕の見せ所かもしれないけれど、小中高とはいえ週1回程度の水泳授業でここまで出来るようになるのでしょうか?!絶対ムリだ!

やはり指導する教師側からも「いっそのこと水泳の授業をなくした方が良いのでは?」という意見が多いらしい・・・

確かに分かる気がします(笑)

水泳授業中の事故の懸念

学校のプールは体育の授業以外にも「部活動」や、夏休みの間の「水泳指導」などで使用されますが、事故が1番多いのはやはり体育の時間だそうです。

プールで1番多い事故は、スタート時の飛び込みによる事故!

学校のプールは水深が浅いので、勢い良く飛び込むことで頭を底に打ち「頚椎損傷」など大事故に至っているようです。

2012年度から小中学校では、改訂学習指導要領により「飛び込み指導禁止」なはず。

飛び込み禁止なのに生徒が飛び込み事故に至っているのか、先生の監視下なのに事故が起きているのか分かりませんが同じ事故が目立ちます。

水中で溺れることを防ぐために水深が浅めに作られている学校のプール・・・

事故を懸念して配慮されていることが、逆に事故に繋がってしまっているようですね。

まとめ

日本の水泳授業やアメリカのプール事情について、いかがでしたか?

  • 日本では事故をきっかけに60年前から学校で水泳の授業がある
  • アメリカではプールはたくさんあるが、学校にはプールはない
  • 水泳授業中の事故や子供の上達度が懸念されている

アメリカでは、プールや人が泳げる水場で水深が浅い場合や危険な場合「飛び込み禁止」のサインが必ずあります。

だから万が一サインを無視して飛び込み、ケガをしたらもちろん自己責任。

日本のように、体育の先生1人で30人の生徒を見なければならない場合、全員に目が届かないので事故が起きる可能性も高くなるのは当たり前ですよね!?

私は単純に水泳の授業時間を増やすとか、事故防止にライフガードや指導員を増員すればいいじゃないか、と思うけれどそう簡単じゃないのかもしれませんね。

こんな現状でも学校の授業に水泳は必要だと思いますか?

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コメント

  1. […] 」から始まり高校まで水泳を習った日本人と比べたら、アメリカ人は泳げる人が少ないと思うんですよねー。 引用元-アメリカの学校にプールはない!日本の体育に水泳の授業は必要?! […]